[本016] 英語教育(関連)・今年のベスト3
『英語教育』2018年10月増刊号が届いた。
英語教育・今年のベスト3にて、
- 酒井 英樹・滝沢 雄一・亘理 陽一 (編) (2017).『小学校で英語を教えるためのミニマム・エッセンシャルズ: 小学校外国語科内容論』三省堂.
を、第二言語習得研究/応用言語学関連・今年のベスト3にて、
- ジョン・ハッティ(山森 光陽(監訳))『教育の効果: メタ分析による学力に影響を与える要因の効果の可視化』図書文化社.
を、それぞれ挙げていただいた。選評者の土屋佳雅里先生・鈴木祐一先生、そして共編者・共著者・共訳者の先生がたに感謝申し上げる次第。
で、今年は挙げる側の記事執筆を依頼を受けなかったので、ここで挙げてみる(いま手元に文献がないので、詳しい紹介は後日追記するかもしれないし、しないかもしれない)。依頼されていれば、
- 山岡 大基 (2018).『英語ライティングの原理原則』テイエス企画.
- 村端 五郎 (2018).『英語教育のパラダイムシフト: 小学校英語の充実に向けて』松柏社.
- 吉村 紀子・中山 峰治 (2018).『第二言語習得研究への誘い: 理論から実証へ』くろしお出版.
の3冊を選んだかなと思う。3冊目は、
- 若林 俊輔 (2018).『英語の素朴な疑問に答える36章』研究社.
でも良いのだが、再刊なのと、既に紹介したことがあるものは除くということで。
「応用言語学関連」を広く捉えて、英語教育の観点から見た英語学・英文学(いわゆる教科専門)から挙げるなら、章ごとの出来の差はあるものの、
- 日本英文学会(関東支部)(編) (2017).『教室の英文学』研究社.
- 中島 平三 (2017).『斜めからの学校英文法』開拓社.
に、時期的には昨年の範囲に入る気もする
- 加賀 信広・大橋 一人(編) (2017).『授業力アップのための一歩進んだ英文法』開拓社.
を加えた3冊。『英語教育』2018年10月増刊号では、上記7冊のいずれも紹介されていない。私の選書眼が偏っているのか、それとも。。。
0