レビュー
[本105] 広瀬『ことばと算数』
移動中の読み物。先日紹介した同著者の『子どもに学ぶ言葉の認知科学』よりこざっぱりしていて、全体としてはこちらの方がよくまとまっている印象。『子どもに学ぶ言葉の認知科学』と重なる話もこちらのほうがわかりやすく説明されている印象を受けた。
- 広瀬 友紀 (2022).『ことばと算数: その間違いにはワケがある』岩波書店.
数学的概念にとっつきづらさを私が感じないからということもあるが、これは岩波科学ライブラリーの編集のなせるワザか。横書きなので、左枝分かれ構造と右枝分かれ構造の話なども入ってきやすいということはある。
両方読む気のある人はこちらから読むと良いかな。
watari
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