レビュー
[本131] 田中『自己と他者』
- 田中 彰吾 (2022).『自己と他者: 身体性のパースペクティヴから』東京大学出版会.
同僚もこのシリーズに書いていて読まなきゃなのだが、ひとまずこちらからキーとなる示唆を得た。
「身体性」という言葉は(外国語)教育分野でもゆるく飛び交うようになっていて、それよりは「他者」とはなんぞ?という感心からこの辺の文献を渉猟しているのだが、最近は、運動学習が自己認識にどういう影響を及ぼすか、つまり運動技能的なスキルとしてできるようになることと自己の(種々の能力の)捉え方の関係にちょっと興味がある。
watari
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