レビュー
[本147] 奈倉『ことばの白地図を歩く』
- 奈倉 有里 (2023).『ことばの白地図を歩く: 翻訳と魔法のあいだ』創元社.
とても良いシリーズのとても良い本。特に第2章まで、語学の目的や文化の捉え方については、英語教育界隈の議論で目にすることはなく、それ故に英語教師の口から語られることも少ないであろう、それだけに英語教師やそれを目指す学生たちに読んでほしい文章だ。
ちょうど翻訳の仕事をしているので、後半のやや専門的な翻訳の話は、説教を受けている気持ちになって心の中で正座しながら読みました。おっしゃる通りで心洗われた。
watari
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