レビュー
[本169] 戸谷『哲学のはじまり』
- 戸谷 洋志 (2024).『哲学のはじまり』NHK出版.
『スマートな悪: 技術と暴力について』で注目するようになった戸谷さんの新著。とにかく読みやすい。現代的な話を織り交ぜながらエッセンスをつかみ取らせてくれる。個人的には存在論の解説がいちばん面白かった。入門書だが、認識論の「エビデンスより大事なもの」などに著者の熱い主張も垣間見える。
watari
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