• 小玉重夫・田中伸・豊田光世(編) (2023). 『対話的教育論の探究: 子どもの哲学が描く民主的な社会』東京大学出版会.

ということで、先生方との読書会で、土屋さんによる第1章「哲学は教育のための道具か？」を改めてじっくり検討した。次に第3、5章を検討しても良いし、第7章なんか附浜小中のことかと思うような話もある。

P4Cの経験をくぐっていないと何に課題として向き合っていて、何を批判しているのか捉えにくいところもあるかもしれないが、全体を通じて読み応えのある良い文献。附浜小中の先生方はその辺の感度も鋭くて、1章を深く読む形でかなりいろんなところにタップできたと思う。