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[本187] 汐見(編)『学校とは何か』

[本187] 汐見(編)『学校とは何か』

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「一斉授業」を悪玉視し、DX・「オルタナティブ」礼賛というトーンは気になる(もう少し批判的な視点も欲しい)が、10の学校、2の教委を比較的丁寧にまとめたルポ。

当事者の語りも比較的多めで、汐見先生の価値づけ・整理は悪くないし、自身の経験を超えて世の中に色々な学校があると知るには良い一冊と言える(きのくに学園なども出てくるし、院内学級の話はなかなか貴重だ)。ただし、過剰に夢を見ず、書かれていないこと・語られていないことにも考察を巡らせること。

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