Book List for English Teachers
英語教師になる人のためのブックリスト(私家版)
全て私の研究室で貸し出し可能です。★は(私の判断による)歯応えを4段階で示しています。もう少し専門的な内容(各技能の指導法など)はいずれadvanced編で紹介できればと思います。
相談してもらえれば、状況・状態に合わせて個別に本を推薦・紹介するコンシェルジュ的なこともします。
何を、どう教えるか(英語教育関連1)
- 若林 俊輔 (1983).『これからの英語教師: 英語授業学的アプローチによる30章』大修館書店. [★★]
- 白井 恭弘 (2012).『英語教師のための第二言語習得論入門』大修館書店. [★]
- ヒューマンな英語授業がしたい!: かかわる、つながるコミュニケーション活動をデザインする』研究社. [★★] 『
- 加藤 由崇・松村 昌紀・Paul Wicking・横山 友里・田村 祐・小林 真実 (2020).『コミュニケーション・タスクのアイデアとマテリアル: 教室と世界をつなぐ英語授業のために』三修社. [★★]
そもそも英語教育って、英語教師って(英語教育関連2)
- 柳瀬 陽介・組田 幸一郎・奥住 桂(編) (2011).『成長する英語教師をめざして: 新人教師・学生時代に読んでおきたい教師の語り』ひつじ書房. [★]
- 柳瀬 陽介・組田 幸一郎・奥住 桂(編) (2014).『英語教師は楽しい: 迷い始めたあなたのための教師の語り』ひつじ書房. [★]
- 寺沢 拓敬 (2014).『「なんで英語やるの?」の戦後史: 《国民教育》としての英語、その伝統の成立過程』研究社. [★★★]
英語教育についてきちんと調べ、考え、判断していくために(評価・研究関連)
- 根岸 雅史 (2017).『テストが導く英語教育改革: 「無責任なテスト」への処方箋』三省堂. [★]
- 三浦 省五監修、前田 啓朗ほか (2004).『英語教師のための教育データ分析入門:授業が変わるテスト・評価・研究』大修館書店. [★★]
- 赤野 一郎・投野 由紀夫・堀 正広(編)(2014).『英語教師のためのコーパス活用ガイド』大修館書店. [★★★]
- 竹内 理・水本 篤(編) (2014).『外国語教育研究ハンドブック: 研究手法のより良い理解のために〔改訂版〕』松柏社. [★★★]
英語そのものについて(英語学・言語学関連)
- 大津 由紀雄(編)(2009).『はじめて学ぶ言語学: ことばの世界をさぐる17章』ミネルヴァ書房. [★★]
- 安井 稔 (2014).『英語とはどんな言語か: より深く英語を知るために』開拓社. [★★]
- 今井 邦彦 (1995).『英語の使い方』大修館書店. [★★]
- 堀田 隆一 (2016).『英語の「なぜ?」に答える はじめての英語史』研究社.[★★]
- 大名 力 (2014).『英語の文字・綴り・発音のしくみ』研究社. [★★★★]
英語による表現について(英文学・詩・演劇・映画・音楽関連)
- トーマス・C. フォスター(矢倉 尚子(訳))(2009).『大学教授のように小説を読む方法』白水社.〔Foster, T. C. (2009). How to read novels like a professor. Harper Collins.〕[★★]
- ジャンニ・ロダーリ(窪田 富男(訳)) (1990).『ファンタジーの文法: 物語創作法入門』筑摩書房. [★★]
- Paschen, E., Mosby, R. P., & Osgood, C. (Eds.). (2001). Poetry speaks: Hear great poets read their work from Tennyson to Plath. Sourcebooks Incorporated. [★★★]
教える・学ぶって、教師ってそもそも、ふむふむ(教育一般)
- [レビュー] 大田 堯 (1995).『なぜ学校へ行くのか[新版]』岩波書店. [★]
- 波多野 誼余夫・稲垣 佳世子 (1984).『知力と学力: 学校で何を学ぶか』岩波書店. [★]
- 苅谷 剛彦 (2005).『学校って何だろう: 教育の社会学入門』筑摩書房. [★]
- 広田 照幸 (2011).『教育論議の作法: 教育の日常を懐疑的に読み解く』時事通信出版局. [★]
- [レビュー] 森 毅 (1977).『学校とテスト』朝日新聞社. [★★]
- 鎌田 慧 (2007).『教育工場の子どもたち』岩波書店. [★★]
- 金子 奨 (2008).『学びをつむぐ: 「協働」が育む教室の絆』大月書店. [★★][静大附属図書館]
- 吉田 新一郎・岩瀬 直樹 (2007).『効果10倍の〈学び〉の技法: シンプルな方法で学校が変わる!』PHP新書. [★★]
社会のなかで、社会について考え、社会を担っていく(教育関係以外)
- 吉野 源三郎 (1982).『君たちはどう生きるか』岩波書店. [★★]
- 山鳥 重 (2002).『「わかる」とはどういうことか: 認識の脳科学』筑摩書房. [★]
- 山口 昌男 (2009).『学問の春:〈知と遊び〉の10講義』平凡社. [★★]
- 戸田山 和久 (2011).『「科学的思考』のレッスン: 学校で教えてくれないサイエンス』NHK出版. [★★]
- 平田 オリザ (2012).『わかりあえないことから: コミュニケーション能力とは何か』講談社. [★]
- 児美川 孝一郎 (2013).『キャリア教育のウソ』筑摩書房. [★]
- 佐藤 俊樹 (2011).『社会学の方法: その歴史と構造』ミネルヴァ書房. [★★★]
大切なことは全てマンガに教わった(教育に関係するマンガ)
- [レビュー] 益田 ミリ (2014).『みちこさん 英語をやりなおす: am・is・areでつまずいたあなたへ』ミシマ社.
- [レビュー] 武富 健治 (2006-2013).『鈴木先生』1-11+外典, 双葉社.
- 荒川 弘 (2011-).『銀の匙 Silver Spoon』1-12, 小学館.
文法指導を考えたい人のために(文法解説・文法指導関係)
- (in preparation)